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節分の日に食べる太巻を、恵方巻といいます。今では全国に広まっているイベントですがいつから広まったのでしょうか。今回は、恵方巻が関西ではいつから始まったのか、また関東と関西の違いはあるのか食べ方も踏まえて色々な切り口から紹介をしていきます。

恵方巻きって何?

恵方巻とは、毎年節分の日に太巻を食べる風習です。ただ食べるのではなく、毎年変わる決められた方角に向かって、カットされていない太巻を丸かじりします。その際、願い事を言葉で言わず心の中で念じながら食べきると、願い事が叶うとされています。

色々と諸説があり、起源とされる地域は大阪の一部から発祥したという説があります。関西では、ずっと昔から節分の日は「太巻き」という概念ではなかったことがわかります。

では、節分の日のいつに食べるのかというと、夜に食べることになります。方角に身体の向きを合わせ、無言で丸かじりをします。目を閉じてもよいですし、笑顔を絶やさず食べきるなど人によって様々なスタイルがあります。

共通しているのは、方角と無言でとにかく食べきるということです。方角を調べるにはスマホに標準装備されている方位磁針アプリを利用して確認するのがよいでしょう。

関東はいつからやる人が増えた?

関東において、恵方巻の火付け役になったのがセブンイレブンです。1989年に始まった関東の恵方巻ですが、最初は知名度が低く直ぐに浸透という訳はいきませんでした。

その後、1999年にローソンが参入し、2003年にイトーヨーカドーとファミリーマートが参入。2004年にはam/pm、2005年はサンクスが参入してようやく一気に広がっていきました。

今まで関東では、節分に太巻を食べるという風習はありませんでした。しかし、このようなコンビニ各社の仕掛けによって、節分に行われていた関西だけの風習が関東でも行われるようになり、今では全国規模へと拡大をしていったのです。

関東と関西の違いは?

恵方巻における関東と関西の違いを紹介していきます。関東では、酢飯に具材を乗せて海苔で巻いたものを「海苔巻き」と呼ぶのに対し、関西では「巻き寿司」と呼ぶことが多いです。加えて関東の海苔巻きは、太さの違いによって「細巻」「中巻」「太巻」と細分化されています。関西では「巻き寿司」といえば「太巻」のことを意味します。

関東や関西のスーパーでも太巻自体は常に店頭に並んではいます。しかし、恵方巻という風習で捉えるならば、関西だけで食べられているかというとそうでもなく、関西でも食べない地域もあります。関東においても食べる地域と食べない地域が存在しています。恵方巻という概念だけで比べる場合は、関東と関西の違いは曖昧となってしまいます。

今年の方角は?2020年版

2020年の恵方巻の方角は「西南西」になります。スマホのアプリで身体の向きを調整して、方角を合わせると分かりやすくなります。恵方巻の方角は4つしかありません。「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4つになります。

では、この4つの方角を毎年どのように決定するかというと、干支の十干(じっかん)です。干支というと十二支を思い浮かべますが、恵方巻に関しては干支の十干(じっかん)で定められます。十干(じっかん)は、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)というように定められています。

西暦の下一桁に合わせて十干(じっかん)は割り当てていて、2020年の恵方巻の干支は、庚子(かのえ・ね)となり「西南西」となっています。

2021年となりますと、丙子(ひのえ・ね)となり「南南東」になります。2021年の節分は2月2日(火)になります。あれ?節分は毎年2月3日じゃないのと思われますが、実は固定ではありません。

節分とは、立春・立夏・立秋・立冬の前日に行われ、「季節を分ける」意味合いがあるからです。このように節分はなんと年4回もあることがわかります。恵方巻を年4回食べる風習は今のところ浸透しておらず、立春の前日に年1回行われているのが現状です。

簡単レシピ

恵方巻はご家庭でも簡単に作ることができます。恵方巻は太巻であればよいので、中身は自由に決めてよいからです。海鮮巻、お肉巻、野菜巻なんでもオッケイなのが恵方巻の良いところです。

そして何より家族内イベントとしても活躍します。みんなで自分の食べる分を一緒に作ることができるからです。酢飯を作り、具材の切り分け味付けなど巻き方も交えながら、親から子へ料理を通じてコミュニケーションを図るよい機会となります。

食べ方

恵方巻の食べ方ですが、その年の方角を向いて無言で食べます。その際は、心の中で自分が叶えたい夢や希望を念じるようにしましょう。急いで食べる必要もないので、しっかり味わいながら食べてください。

太巻は具合が沢山はいっているので、喉につっかえることもあるかもしれません。まだ小さいお子さんへは十分気を付けてください。高齢者は嚥下(えんか)機能が低下していることがあります。縁起物なので本来であればカットしないで食べるのですが、みんなで楽しく雰囲気も味わうためにあえてカットして食べやすくしてもよいでしょう。

福祉施設などの献立ではそのように提供しているところもあるので、ご家庭でもその場に応じた対処が必要です。みんなで同じ方角に合わせ、楽しい恵方巻のイベントをおこない願いを届けてみましょう。

感想

幼少のころは節分というと鬼の面をかぶり豆をまくイベントでしたが、現在ではこれに加えて恵方巻にかぶりつきます。コンビニやスーパー、百貨店では行列をつくる売り場も多数見られます。

ケーキ屋さんも恵方巻用に特別なロールケーキを販売したりなど、全国的に根付いたイベントだと感じます。学校や地域によっては皆で恵方巻を巻く行事を開催しているところもあり、毎年みんな楽しみにしている大切なものへと変貌を遂げています。

まとめ

恵方巻は、毎年節分のときに決められた方角に向かって食べる太巻のことです。食べるのは夜で、一言も声を発してはいけません。心の中で自分が叶えたい思いや願いを込めて食べきります。

恵方巻の起源や由来は諸説ありますが、今では全国でおこなっているイベントに成長しています。美味しい海鮮を沢山使用した豪華な恵方巻や、お肉や野菜など中身は自由です。ロールケーキだって節分では恵方巻になります。ご家庭でも簡単に作ることができるので、家族内イベントとしても恵方巻を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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