フードドライブって聞いたことありますか?
フードロスをなくすための活動で、とても良い活動なのですが僕も知りませんでした。
よく似た名称のフードバンクとの違いや問題点を調べたので、お伝えします!
フードドライブとは?

「フードドライブとは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄りそれらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。 1960年代から盛んに行われていると言われています。」とされておりフードロスをなくす為の取り組みです。
日本の年間の食品廃棄物は、約1,953万トンにもなり、途上国5,000万人分の年間食料に匹敵します。
『もったいない』を『ありがとう』に
皆様の家庭から集まった食品によって、食べる喜びや社会とのつながり、安心をも届けられます。
フードドライブで集める食品の量は問いません。
たったひとつの缶詰でも、空腹を満たす以上の希望が詰まっています。
フードドライブは「もったいない」を「ありがとう」に変えるアクションです。
さぁ、あなたも始めてみませんか?
フードバンクとの違いは?

フードバンクとは食品の収集、保管、配布までの一連の活動全般のことです。フードドライブは食品を収集する方法の一つで、集め方も食品関連企業からではなく、一般家庭から集める活動を指します。
フードドライブは、家庭から食べ物を支給してもらう事を指し、フードバンクは、企業から食べ物を支給してもらう事を指します。
また、フードドライブでは常設が少ない為イベント的に行われる事が多い事からフードバンクへ持っていく事もあるようです。
フードバンクでは、倉庫などで保管ができ配達の仕組みが整っています。
一度は目にした事があると思いますが、コープなどは代表的なフードバンクの会社です。
集めた食品を児童養護施設などへ提供しています。
問題点は?

メリットだけの様に聞こえますが、問題点も多いのが現実です。
一番の問題点は、活動費と保管場所です。
フードバンク団体のほとんどが、予算を保管場所に維持費を割いているのが現状で冷蔵設備がない為常温食品しか受け入れる事ができていないです。
輸送費・人件費・倉庫代などが多く寄付金では足りないようです。
また、知名度が低く認知されていないのが現状です。
今後の課題

まだまだ認知されておらず、日本で捨てられている食品の一部しか困っている人に渡っていないと言われています。
カーブスやコープなどで活動されていますが、メディアなどで取り上げられていない為、現時点では多くの人に情報が届いていない様です。
また、冷蔵食品・冷凍食品・農産品などの取り扱いが出来ていない部分も今後の課題と言えるでしょう。
感想

フードバンク・フードドライブと聞いて知っている人が多いとは言えない状況なのもよくわかりました。
家庭で食べなかった食料を食べれない人達に届けれるシステムについては、とてもメリットが多く数多くの人に利用して頂く機会が増えればと思います。
今後、僕も機会があれば利用してみようと思います。
まとめ

- フードドライブとは「もったいない」を「ありがとう」に変えるアクション
- フードドライブは、家庭から食べ物を支給してもらう事
- フードバンクは、企業から食べ物を支給してもらう事
- 活動費と保管場所が問題
- 認知度が低いことが問題点
このような良い活動があることを、僕も知りませんでした!
「もったいない」を「ありがとう」に変える活動、広げていきたいですね。
執筆者

前田ヒロシ
大阪府出身。追手門学院大学文学部卒。webライター。自身の悩みを解決するために哲学、心理学の本を読むうちに、得た知識を使って、夢や希望を持って働く人に貢献したい! と思うようになり、副業としてブログサイト「Interview with Dreamer」を開設。飲食店のブログページ運営のサポート業も手掛ける。趣味は、読書、映画、アニメ、ぬか漬け。